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酒蔵・蔵元紹介

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伏見銘酒協同組合

【住所】 〒612-8044 京都市伏見区丹後町148-1
【TEL】 075-612-6006
【FAX】 075-612-5600
創業
平成元年(1989)2月1日
設立
同上
伏見銘酒協同組合

沿革

清酒業界は、季節工の高齢化、生産設備の老朽化、嗜好の多様化、低価格化など、不安と厳しい経営環境にあります。そのなかで生き残りを賭けた経営戦略を模索した結果、当組合は平成元年2月に、国が推進する近代化事業と京都府の中小企業対策の一端として伝統産業である清酒業界育成のために設立されたものであり、その趣旨に賛同した伏見区内の蔵元4社の組合員により運営しております。各蔵元別に生産した清酒をそれぞれの蔵元が独自のブランドで販売する ― 生産と販売を分離した機能分担を柱として、組合はその生産部門を担当します。生産能力は年間7200klあり、二季醸造で多品種な清酒を製成する効率的な一括集中生産によって、コスト、品質とも大幅な改善が実現いたしました。
また、組合が志を一つにして、智恵を出し、資金を出し、リスクを共有して、はじめて得られた結果により、成果を上げることができました。

現況

現況製造は受注生産方式で、組合員蔵元の独自性を確立するため各社の希望する酒米を購入し、精白歩合、酒母、麹についても希望通りの品質を定めて各蔵元の伝統技法、発酵工学、微生物工学などのエキスパート職員の専門能力を集積しながら醸造するキメ細かい対応をしております。
このほか原酒が納入された組合員の蔵元で濾過作業の技術者が不足している場合は、求めに応じ組合職員が蔵元に出向き、濾過、熱処理、貯蔵タンクへの移管などの作業を代行しております。
醸造システムの開発、共有によってグレードの高い安定した清酒を量産し、特に各社の希望を取り入れ、各社の希望する個性ある高品質で均質な清酒を造っております。
また消費者のグルメ化、多様化による嗜好の変化に応えるため、コンピュータ制御の近代化機能と、優秀な技師の技術を生かし、手造り同様の製品を造り上げ、「全国新酒鑑評会」において多年度にわたり、金賞受賞の栄誉に輝いた実績もございます。

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